子どもが虫に興味を持ち始める年齢になると、ポケットにダンゴムシなどを入れて帰ったり
アリにいたずらをして遊ぶことがあるかと思います。
お母さんは気持ち悪がり叱ってしまうようなこともあるのではないでしょうか。
しかし、虫に興味を持ち始めるのは成長過程ではごく当たり前のことであり
虫への興味はあらゆる好奇心のへの第一歩と言えるようです。
子どもはまず身近な人間を認識し始め、外の世界では犬や猫など人間以外の生き物も
認識し、次にもっと小さなな生き物としてダンゴムシやアリ(虫)に気付いていきます。
子どもなりに興味を持ってくると、ダンゴムシをいじめたりアリを踏みつぶしてみたり
ポケットに入れて持ち帰るようなことがあるかもしれません。
しかし、そんなことにお母さんやお父さんは動じない様にして下さい。
そうすると子どもは「僕(私)の考えを分かってくれる味方だ」と思ってくれます。
そこで次に、「ポケットに入れないで虫かごに入れてね」と言えば素直に聞いてくれるでしょう。
嫌いだからと言って禁止などしてしまうと、隠れて持ってきてしまったり
頭から汚い,嫌い,臭いなど拒否してしまうと、まったく興味が広が無なくなってしまいます。
子どもが興味を持ったことには、お母さんやお父さん一緒になって調べたり楽しんだりすることで
知的好奇心を発展させることに繋がっていきます。
子どもはどう調べれはいい分からないので、始めは一緒に図書館行ったり本を読んであげたりして
興味を持つ様に方向を示してあげるようにしてみてはいかがでしょうか。
【ベネッセ教育情報サイトより】