H22年12月~H29年10月までに0~14歳までの児童の火傷事故が
炊飯器では134件,電気ケトル等では241件発生しているようです。
2歳以下の乳幼児では289件で、約8割を占めてしまっているとのこと。
火傷の程度別では、(中程度:入院要状態/重症:生命の危機に及ぶ可能性高状態)
炊飯器は中等症8.2%,電気ケトル等は中等症18.2%・重症5%
暖房器具は中等症9%・重症0.3% で
中等症,重症の年齢別で2歳以下の割合が、炊飯器91%,電気ケトル等91.1%
暖房器具50%となっています。
乳幼児がいるご家庭では、特に電気ケトルでの火傷の注意が必要のようです。
事例として、テーブルの上にある電気ケトルの電気コードを子どもがひっぱたりして
電気ケトルが倒れ受傷してしまうとのこと。
電気ケトルでお湯を出してしまうというようりは、電気コードを引っかけてしまう
ことは十分に考えられます。
このため子どもの行動範囲には製品を置かない事や、転倒流水防止機能の付いた製品
(Sマーク付)を使用したり、お湯は使ったら抜いておくすぐに片づける
などを習慣付けておくといいかもしれません。
【消費者庁ニュースpdf】