日本小児科学会の調査によると
イオン飲料やスポーツドリンクなどを多量に飲み続け健康状態が悪化した事例が
昨年までの１０年間で２４例，過去３１年では３３例 報告されているようです。
イオン飲料やスポーツドリンクには糖やミネラルを含んでいますが、
糖をエネルギーに変換するための ビタミンＢ１ が含まれていない為
ビタミンＢ１を含むミルクや離乳食を取らずに多く飲み続けるとビタミンＢ１欠乏症になり
まれに脳症や脚気になることがあるとのこと。
１９８６年以降の報告で、７ヶ月～２歳１１ヶ月の３３人がビタミンＢ１不足のため
意識障害や浮腫などを起こし１人が死亡していたとのこと。
もちろん極端な事例でありバランスの良い食事をしていれば、過度に気にする必要はないようですが
知っておくべき事例だと思います。
【朝日新聞デジタルより】
