アトピー乳児の卵アレルギーを少量摂取で発症抑制

日本小児アレルギー学会にようると、卵アレルギーの疑いがありアトピー皮膚炎にかかった乳児に対して
生後半年から少量の卵を食べる事を推奨する と発表しました。

アレルギー原因となる食材は与えないのが一般的な考え方ですが、
卵を早くから食べる事で発症を抑えられるという研究成果があるようです。
卵アレルギーは食物アレルギーの中で最も多く食べた直後に蕁麻疹や下痢などの症状がでたり
アナフィラキーショックというショック症状で死亡することもあります。

アトピー皮膚炎と診断された生後半年未満の乳児で、卵アレルギーのリスクが高い場合には
皮膚炎を治療して湿疹が出なくなってから治療をし始め、
生後6~8ヶ月では、茹でた白身0.2gをめどに毎日食べその後は段階的に量を増やしていきます。

国立成育医療研究センターなどが昨年離乳早期から少量の卵を摂取することで
8割がアレルギーの症状を予防できるとの結果を発表しています。
【日本経済新聞Web刊より】

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