子どもがちゃんと朝起きられないのは「単に怠けているだけ」と思っていませんか？
起きられない本人も実は悩んでいたりします。
どうして朝起きられないのでしょうか？
朝起きられない原因には周囲の環境があるようです。
夜中にお母さんが子どもを連れまわしたり、習い事などで帰宅が遅くなったり
ゲームやインターネットをしていて寝るのが遅くなってしまっているから。
眠くなるメカニズムは
・起きている間に眠くなる代謝物質が脳内に蓄積し、これが一定の値になると眠くなる
・体内時計が１日の中で眠くなるタイミングを決めている
この体内時計の睡眠のタイミングと生活の中での就寝のタイミングが合わないと
不眠の原因になってしまうようです。
また個人差もあるようですが、子どもの頃に重度の睡眠障害があった子どもは
将来不登校にな割合が約６割にもなるとのこと。
それほど幼い頃の睡眠は重要といえるようです。
理想は９時には寝ることだとか。
それには夕食を７時には食べ終わり胃腸の活動が収まってからででないと
眠くらず体内時計が狂い自律神経が乱れてしまいます。
共働きが多くなっている現在ではリズムを整える環境作りが難しいですが
親の生活のツケが子どもの健康に影響させてしまっています。
「育児期間はわずか」と考え、子どもを早く寝かせることに心掛け
その後に自分の時間を過ごせるようにしたいものです。
