3歳頃の第一次反抗期での接し方は

語彙も増え急激に口が達者になり体力もついて元気に動き回る3歳頃の幼児の特徴としては
・なぜなぜ期が始まります
 3歳頃では何にでも疑問を感じ質問攻めをする「なぜなぜ期」が始まり、物事のしくみや
 成り立ちに興味を持ち始めます。ちょっと面倒くさく感じてしまうことでしょう。
・2語文から3語以上の多語文になります
 「パパ-お仕事」 から 「パパ-お仕事-行った」と言えるようになり、親の言っている基本的なことも
 理解できるようになってきて会話が楽しめるようになります。
 しかし、テレビや園での集団生活の中でどうしても 汚い言葉や人を傷つける言葉 を覚えてきます。
 知っている言葉としてまた覚えた言葉として、だだ使ってみたいという悪意がある訳ではないようなので
 親が日頃から使わないようにすることや、言葉の意味をしっかり教えるようにするといいようです。
・自分を強く意識し始めます
 集団生活の中で意識していき”自分の場所”や”存在意義”を求め個性的な行動をとることも。
 「僕が〇〇する!」と自己主張が増え大人を困らせてしまうこともありますが
 成長過程として温かく見守ることが大切なようです。
・心が不安定になります
 親や先生,お友達などと、”比べる力”や”相手からの期待を感じる力”もつき「やりたい」と思っても
 「できるかなぁ」「出来なかったらどうしよう。。。」と不安が強くなり心が揺れて不安定になりがちです。
 思い通りに出来なかった場合には乱暴な言動や泣いたりしてしまうような事があります。
・お母さんの言うことを聞かない
 外の世界へ目を向けるようになりお母さんの言うことを聞かなくなります。
 成長の課程の一つとして理解しましょう。

第一次反抗期(自我の目覚め)は、2歳前後から始まり4歳頃には治まります。
その後も小さな反抗を繰り返しながら「自分を発見」してき自分自身を確立していきます。

男の子と女の子の違いについては科学的根拠は無いようですが、実際には違いを感じる体験が多いようです。
男の子の特徴としては、とても単純/興味のあるものに集中/マイペース/行動派/臆病/想像を超えた行動をする/
女の子では、周りに目を配り,口が達者でお化粧に興味を持つなど女性を感じさせる など
男女の違いに同じ子育てなのに悩んでしまうお母さん達も多いようです。

男の子への接し方としては
・感情的にならないようにしましょう
 注意が伝わらず、お母さんのストレスも溜まって双方によくないので、一息入れて落ち着くようにしましょう。
・やっていい事と悪い事を明確にしましょう
 悪い事をしたら叱る線引きを、ご両親で共通認識しておくことが重要とのこと。叱るルールがブレてしますと
 子どもは混乱してしまいます。人としてのルールをこの時期にしかりと教えるようにしましょう。
・ふざける態度には冷静に接しましょう
 これは「お母さんの反応を面白がっているだけ」のようなので、真剣に捉えず冷静に対処すれば効果があるようです。
・アイコンタクトを利用しましょう
 あまり叱り過ぎると、自信を失ってしまいお母さんに嫌われていると感じてしまうことも。
 アイコンタクトを利用して何も言わなくても”雰囲気で気付く”コミュニケーションをとりましょう。
・今の時期だけと割り切りましょう
 年齢が進んで来れば徐々に減っていく為、ストレスを感じないように心掛けしましょう。

接し方の心得としては
・感情にまかせて”怒る”ではなく、正しい事を説く”叱る”を意識しましょう。
・いっぱい褒めてあげて、抱きしめながら共感してあげましょう。
・お風呂屋や寝る前などでゆっくり話す時間を作りましょう。
・先回りして出来ない事を認識させるのではなく、口を出さず見守ることが大切です。
・同じ目線で目を合わせて、集中しての声掛けを心掛けましょう
・なぜなにには、いい加減な言葉で返さず丁寧に回答するようにしましょう。
【マーミーより】

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