学びに大切なのはしっかり”遊ぶ力”

しっかりと学力を身に付けて成長するには、
乳幼児期のうちから幼児教室や様々な習い事をさせることが大切だと思われるかもしれません。
もちろんそれらも大切な役割がありますが
しかし一番大切なのは、しっかり遊ぶ力を付けさせること のようです。

2017年3月に、経済協力開発機構(OECD)から「乳幼児の学びこと重大事」が発表されました。
その中でこどもが毎日集団で同年代の子ども達と共に学ぶ事が大切 と記載されており
乳児期に適した”遊びを中心とした幼児教育”を2~3年受けた子どもの能力が
1,2年受けたこどもより高いという結果があるそうです。

まずは、3歳までに園や家庭でキッチリとした基本的生活習慣を身に付けることがポイントで
5歳くらいまでの遊びの中で自分の目標を持って行動したり考えたりして行動主体だと
感じられることができるかどうかが重要のようです。
「自分でできるようになりたい」「もっと知りたい」と感じて、どうすればいいかを考えることこそ
幼児期の大切な学びとのこと。

ご家庭でも、親が絵本の読み聞かせや数を一緒に数えたりする
”子どもの好奇心を刺激するような遊びを取り入れる”と小学校入学に向けて、学びへの力が高まっていくようです。
散歩の途中で階段の数を一緒に数えたり、おやつのをあげる時には数えるなど。

子ども同士でしっかり遊び協力して何かと成し遂げる経験を沢山積むことができるようにしてあげることが
学習習慣や学習態度によい影響を与えることをしっかりと認識しておきましょう。
【子ある日和より】

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