子どもの歯並びが悪くなるのは

子どもの歯並びが悪いのは、”遺伝”と言われることが多いようですが
それだけでなく生活習慣などでも関係しているようです。

癖がありませんか
 おしゃぶりや指しゃぶり,唇を吸う癖,舌の癖(噛む・出す・位置の不正),飲み込み異常,爪を噛む
 などが関係すると言われているようです。
鼻の病気がありませんか
 慢性的に鼻が詰まっていると、口呼吸となってしまい歯に影響を与えてしまうことも
歯に関する異常はありませんか
 虫歯やケガで早期に乳歯を抜歯した場合は、永久歯に影響が出ないように処置が必要とのこと。
 また、永久歯が生える時に乳歯が残ってしまっている場合には方法性に異常がみられることも。

歯の矯正はいつからすればいいのでしょうか
園や小学校ですでに矯正処置をしている子どももいるようですが
個人差があり歯並びや噛み合わせの度合いで異なります。また、”受け口”の様な場合には
乳歯しか生えていない乳歯列記のうちに治療を開始する必要があることも。
最終的には永久歯が生えそろう12歳頃まで、長期間歯並びや噛み合わせは変化していきます。
つまりあまり早い時期の処置には注意が必要です。

矯正処置費用は、「日本小児歯科学会HP」によれば
乳歯時期(乳歯列記)では、3~20万円 / 永久歯と乳歯の混合時期では、15~60万円
永久歯時期(永久歯列記)では、50~130万円 のようです。

家庭でできる歯並び予防方法としては
おしゃぶりや指しゃぶりが4歳まで続くようであれば、小児歯科で診察を受けてみましょう。
また、口の中に何らかの異常が無いか早期発見にも心掛けましょう。
口呼吸をしているような場合は、口の中が乾燥し唇の力が歯に適切にかからないため
歯並びに影響があることもあるので耳鼻科を受診しましょう。
乳歯は永久歯が生える為の大切な場所を確保してくれています。虫歯やケガでの抜歯,歯の間の虫歯の場合には
歯が寄ってしまい狭くなってしまいます。
乳歯の虫歯は「どうせ生え換わるから」とほおっておくことなく、しっかりと治療しましょう。
【It Mamaより】

hanarabi