子どもの交通事故や溺れ防止の心構え

子どもの死亡事故(3000人以上)のうち6割が”不慮の事故”でありその多くが交通事故と溺死のようです。
その7割が大人の不注意による起こっているとも言われているとのこと。
防ぐにはどのようにすればいいのでしょうか。

子どもが歩けるようになれば交通ルールを丁寧に教え親自身も交通ルールを守るようにしましょう。
歩行時に気を付けたいルールは
 ・歩行者が歩くべき場所(横断歩道や歩道)を歩くこと
 ・赤,黄色信号では道路を渡らないこと
 ・青信号でも左右をしっかりと確認すること
 ・車道の傍や車の近くで遊ばないこと
 ・車道の手前ではしっかりと止まり飛び出さないこと
自転車に乗れるようになったら
 ・歩道を走らせる(13歳未満であれば可能です)こと
 ・車道側ではゆっくりと走るようにすること
 ・ヘルメットを着用させること
 ・二人乗りや並走をさせないこと
 ・暗くなったらライトを点灯させること
 ・止まれ の標識があれば必ず止まり左右を確認させること
これらを守る事で死亡事故は減るようです。
事故を防止しルールを守らせることは親の責任です。

また、自転車に乗った子どもが「加害者」となってしまう事故が近年増えているようで
親への監督責任が問われ高額の賠償金を請求されるようなことも起きてきているようです。
自転車の点検もしっかりと行いながら、危険な運転をさせないように教える事も重要なようです。

溺死においても、家の中のお風呂場で起こることが多いようです。
それを防ぐためには、親が一緒には 入らない こと。
親が一緒に入ってしまうと髪を洗ったりなど、ちょっと目を離すタイミングができてしまいます。
またお風呂場に鍵をかけるなど、遊びなどでお風呂場に入れないようにすることも大切です。

日々の生活中にはたくさんの危険が潜んでいるので、親がルールや危険な場所をしっかりと
教えて守らせるようにしていきましょう。

jiko