心理学者のアドラーをご存知でしょうか?その心理学の考え方を参考に
ちょっと見方を変えた対応をすることで、ストレス軽減に繋がるヒントになりそうです。
物事の””原因(一般的な考え方)””から解決しようとするのではなく
物事の””目的””が何であるかを見つけて解決を図る方法になります。
例えば
子どもがなかなか保育園にぐずって行こうとしない場合などでは
原因から考えると
・「朝が苦手なの」「何か嫌な事があるのかな」「体調が悪いのかな」と考えます。
目的から考えると
・「行こうとしないことでこの子はどんな得をするの」と考えます。
その時のお母さんは行かせようとして、食事や着替えを手伝ったりしませんか?
子どもとしてはぐずっていればお母さんが手伝ってくれることで楽して保育園に行ける
つまり、『楽ができる』 という目的を達成することができます。
ぐずっていても、食事や着替えを手伝ってくれない ということを経験した方が
きちんとした生活態度が身に付けることができるようです。
この場合のお母さんの対応としては
「何時になったらお家をでますよ」「テレビが終わったら出かけますよ」
と決めて、終わっていなくても家を出てしまうことです。
お腹が空くや恥ずかしいこと を経験させることで自分の行動に責任を持つ
という自立の心が養われていきます。
目的に注目すれば「今どうすればいいか」を考えることで解決していくかもしれません。
【PHPファミリーより】