11/8に消費者庁が、0~1歳児が大人用ベットから転落する事故が
平成22年12月から平成29年6月末までに計564件あったとの発表がありました。
大人と同じベットに赤ちゃんを寝かせていて転落してしまうと
頭蓋骨骨折や頭蓋内損傷を引き起こしてしまう可能性があるとのこと。
ベットの位置によっては、壁や家具などの間に頭が挟まれて窒息してしまうケースもあり
死亡事故になってしまう危険性もあります。
消費者庁の分析(H22~H26人口動向調査)では、0~1歳児のベットからの転落を
起因とした死亡事故が9件確認できたようです。
消費者庁では事故防止の予防方法として以下を呼び掛けています。
・満2歳まではできるだけベビーベットを使用する。
ベビーベットの柵は常に落ちないようにしておくこと
国の安全基準に合格したものを使用する(PSマーク付き)
・大人用ベットで寝かせる場合の注意
ベットでは1人にさせず常に目を配ること。
寝た後はベビーベットに移す
親が一緒に寝てしまうと寝返りなどで転落の危険が高くなったり
圧迫の危険性があることを認識しておく
・寝室の環境に注意する
大人用ベットと壁や家具との隙間をなくして危険性を下げる
大人用ベットの周りには窒息する危険を防ぐため毛布やクッションを置かない
(転落によるクッションもつもりでも危険性は高い)
・大人用ベットの乳幼児用ガードは1歳半未満の子には絶対に使用しない
赤ちゃんが隙間に挟まったり窒息してしまう危険性が極めて高い
可愛くて、ついつい大人用ベットで添い寝してしまいがちですが
赤ちゃんの安全性を第一に考えてあげるようにしましょう。