気道が未発達の赤ちゃんが”いびき”をかくことは、そんなに珍しいことでは無いようです。
しかし、原因によっては診察してもらう必要があるので日頃からのチェックが重要とのこと。
特に睡眠を邪魔しているような場合や苦しそうにしている場合は特に注意が必要です。
原因や症状として
・鼻づまり
鼻呼吸がメインの赤ちゃんは「ズルズル」など鼻をすする音をたてた
いびきになります。病気からの鼻づまりではさらにいびきをかきやすくなってしまいます。
・扁桃腺肥大,アデノイド肥大
喉の組織が大きくなってしまう症状で、気道が狭くなりいびきになってしまいます。
成長過程で自然治癒していきますが、悪化している場合は手術が必要になってしまうとのこと。
「ゼェゼェ」と苦しそうに息をするようです。
対処方法として
横向きに寝かせることで気道を確保し、”うつぶせ寝”にはならないように注意しましょう。
・鼻づまり
温めたタオルなどの水蒸気で対処したり、母乳を数滴入れて揉んであげる「母乳点滴」もよいようです。
市販の吸引機なども使いながらケアしていくとよいようです。
・扁桃腺肥大,アデノイド肥大
扁桃腺炎で高熱を繰り返したり、睡眠障害を起こしている様であれば受診が必要です。
抗生物質で治療していきますが、症状によっては手術が必要になってしまいます。
”いびき”で一番注意したいのは「睡眠時無呼吸症候群」で、寝息やいびきが一定時間とまり息をしていない状態です。
そのような状態になってしまうと、酸素が十分体に行きわたらず発達に悪影響を与える恐れがあるようです。
何も言えない赤ちゃんにとって普段の様子から変化を感じることが大切です。
気になることがあれば早めに受診するように心掛けておきましょう。
【こそだてハックより】