「慌てないで!!!」と言われてもなかなか冷静に対処できないものです。
でも、知っていて予め準備・覚悟をしておけば余裕を持って対処できるのではないでしょうか。
<<38度以上の発熱後に起きるけいれん>>
・6ヶ月~5歳までの乳幼児で、熱が上がり始めている時に発症します。
・20人に1人の割合で発症します。
<<熱が出始めから24時間以内に発症>>
・手足を硬直させガクガクとけいれんします。
・2~3分意識を失います。
・白目で泡を吹いたり、皮膚が青紫色になることもあります。
・1回きりですが約3割が2回以上けいれんすることもあります。
<<けいれんが起きたら>>
・けいれんは長く続かず、5分以内には収まります。
・脳への影響は無いようです。
・けいれんの時間を計って起きます。(正確な診断に役立ちます)
・始まってから意識が戻るまでの時間を計ります。(同上)
・頭を後に反らし気道を確保し、吐しゃ時の窒息防止に顔を横へ向けます。
<<けいれん時の禁止行為>>
・大声や揺さ振り、頬を叩くなどの刺激は症状を悪化させます。
・けいれんで舌を噛むことは無いようなのでご安心を。
<<早急な受診が必要な場合(脳神経異常が考えられる場合)>>
・けいれんが15分以上続く場合
・短時間に何度もけいれんする場合
・けいれんが体の非対称や一部だけに起こる場合
・けいれん後でも意識が戻らない場合 など
<<病院へ行くべき?>>
・初めてのけいれんの場合は受診した方が良いようです。
<<後遺症はあるの?>>
・単純な熱性けいれんの場合は無いようです。
【こそだてハックより】
熱が出てきた場合には、慌てない準備の為に「チェックリスト」なんか
予め作っておくと安心かもしれませんね。