指しゃぶりの影響と止めさせる方法は?

1歳くらいまでの赤ちゃんでは、指しゃぶりは本能による生理的なもの
なので気にする必要は無いとのこと。
しかし、4,5歳になっても止められない場合は
さまざまな影響が出てしまう可能性があるようです。

指しゃぶりの原因としては、2歳頃まででは眠い・退屈などでしゃぶったり
5歳頃までしゃぶっている場合には寂しい・精神的な要因・ただの癖
だったりする場合が多いとのこと。

指しゃぶりの影響は、前歯がかみ合わなくなってしまったり
出っ歯になってしまったりと歯並びに悪影響を与えてしまうようです。
他に発音が舌足らずになってしまう,上唇がめくり上がる,唇が閉じにくく
なって口呼吸気味になる,顎の発達に影響してしまう などがあるとのこと。

園への入園のタイミングで多くの子どもは無理に止めさせなくても
社会性を学んでいく中で自然に止めていくことが多いようですが
5歳くらいまでに止めさせれば元に戻ることも多いので
遅くても小学生低学年くらいまでには止めさせるといいようです。

指しゃぶりを止めさせるのに効果があった方法を紹介します。
・テーピング
 子どもが寝入った後でしゃぶる指にテーピングをして
 吸った時の感覚を変えてしまうことで止めるきっかけになるようです。
・言い聞かせ
 お母さんの言葉が理解できるような時期では、期限を区切って
 子どもと約束しておくことで、納得して止めることが多いようです。
・代わりになるもので気を紛らわす
 指をしゃぶる代わりに手を握る,絵本を読んで気持ちを集中させる,
 ハンカチなどを持たせるようにする などして我慢ができたら
 大げさなくらいに褒めてあげると、指しゃぶりをしない事は
 いいことなんだと教えてあげるようにします。
・子どもでなく”指”を叱る
 口にはいっちゃダメですよ と指に言い聞かせるようにいうと
 けっこう効果がみられることも多いようです。

子どもに合った方法を上手く見つけてスムーズに卒業を目指しましょう。
【ならいごとキッズより】

yubisyaburi