子どもの”いびき”を気にしていますか?
いびきの原因によっては注意して対処する必要があるようです。
いびきは、空気の通り道(上気道)が狭くなっているといびきをかきやすいとのこと。
この空気の通り道が狭くなる原因の一つとして「扁桃肥大(扁桃腺肥大)」があります。
喉の奥の両側にあるポッコリと丸く見えるこの扁桃は、口や鼻からのウィルスを捕まえ感染を防ぐ役割があります。
免疫力が低い子どもでは扁桃が大きく、扁桃と扁桃の間にある”アデノイド”という組織は
3歳くらいから発達し始め6~8歳頃でもっとも大きくなりその後小さくなっていきます。
このアデノイドが大きいと気道が狭くなってしまうためいびきをかきやすくなります。
いびきによっては、睡眠の質や日中の活動・成長に影響を及ぼしてしまうため
日中の眠気や夜尿,夜驚といった症状が出てしまう事もあるようです。
気道が狭くなる原因は、扁桃,アデノイドが肥大することや
アレルギー性鼻炎・副鼻腔炎などでの鼻詰まり,肥満による喉の圧迫,生まれつき口蓋垂(のどちんこ)が大きい
顎の発達が不十分で下あごに舌が収まらず喉の奥に舌が落ち込んでしまう などがあります。
いびきがひどく1週間ほど続くようであれば、小児科又は耳鼻咽喉科を受診してみましょう。
その際にはいびきをかいている動画をもっていくとスムーズに診断ができるようです。
治療法としては、外科的手術や保存療法にて改善をはかっていきます。
気になる場合は、早め早めの対応を心掛けるようにしてみてはいががでしょうか?
【こそだてハックより】