女の子の躾に役立つ「お世話遊び」のメリット

女の子はぬいぐるみのお世話が大好き。
お世話遊びからどのようなことを学んでいるのでしょうか。

ぬいぐるみを、寝かしつける・おんぶする・食べさせるまねをする など
お世話をして遊ぶようになるには1歳3ヶ月頃から と言われています。
人形やぬいぐるみを使って子どもが”お母さん”になりきってお世話しながら
遊ぶのは自分のお母さんを観察して学習したことの発表の場とのこと。
幼い母性が生まれ小さな子に優しくなるなど子どもの社会性が育まれ
人格形成やコミュニケーションスキル習得のための大事なプロセス。

子どもがおもちゃをお世話する遊びによって身に付くこととは
・トイレトレーニングができる
 お世話にはトイレがつきもの。「オムツ交換しましょう」でもよく
 大人が一緒に遊ぶ時には「そろそろトイレにいきましょう」「上手にトイレできました」
 などお入れのイメージ遊びを入れることで
 「私だってトイレできる」という意欲が増していきます。
・食事やお風呂が上手になる
 食事時には、ぬいぐるみと一緒にデーブルについてもらい
 ライバルの様に食べ合いっこをしてみます。
 延長でお風呂に入るのも楽しみになってくれます。
・言葉数が増える
 2歳頃ではまだ片言ながら、お世話しながら語り掛けを繰り返しています。
 お母さんの言動への観察も鋭くなり言葉数が一層増えていきます。
 しだいに”お医者さんごっこ”や”幼稚園ごっこ”など高等な遊びができるよになります。
・優しい心が身に付きます
 危険から兄弟などを守ろうとする優しい行動がみれられるようになります。
 母性によって小さな子を助けたい守りたいという本能なのでしょうか。
・ひとり遊びに熱中してくれる
 ひとりでぬいぐるみにブツブツ言っている姿がみられてくるようになります。
 ひとり遊びは子ども自身が思考を働かせて一生懸命遊んでいる証拠です。
 その間にお母さんが少しだけゆっくりできる時間がとれるかもしれません。

この時期の子どもの「お世話したい」「まねしたい」といった心を受けとめ
お世話遊びを取り入れれば生活にもいい景況があり、コミュニケーション能力や
社会性も育むこともできるので一挙両得な遊びではないでしょうか。
【ItMamaより】

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