昔は子どもの数が多く家事や農作業で忙しいことから
子どもが泣いていても放置しておいたことから
「抱き癖が付くから放置しておいてよく子どもの為にも甘やかしてはいけない」
など言われていました。
現在では、抱っこを求めて泣いているのであればその要求に応えた方がよく
泣く→抱っこする→安心する を繰り返すことで
大人との愛着関係・信頼関係が形成され、自分は守られているという安心感で
様々なことを挑戦し自立を促すことができるという考え方が主流になっているとのこと。
しかしお母さんにとって肉体的にも辛い時もあり
少しでも負担を減らしていきたいものです。
生後6ヶ月までの赤ちゃんの楽な姿勢は子宮にいた時のように
首も背骨も丸くなり足は三角座りをするように
深く折り曲げた姿勢が一番楽だとも言われているようです。
その為に
・丸いカーブを保ったまま寝れるような寝床
・バスタオルなどでくぼみを作った寝床に寝かせる
・お雛巻と言われるような大きな布で赤ちゃんをくるんで背骨のカーブを保つ
そのため抱き方としては
生後半年までは、背骨と首の丸いCカーブを保つ様に、スリングや抱っこ紐を活用します。
生後6~7ヶ月以降では、おんぶがいいようです。お母さんと密着しているという
安心感でリラックスしてくれ、お母さんも両手が自由に使えます。
泣き止ませる方法としては
・ホワイトノイズを聞かせる(YouTube参照)
・体をマッサージする ・顔をティッシュやハンカチでなでる
・顔に息を吹きかけビックリさせる ・外の景色を見せる
・散歩に出る ・気分を変える
抱っこしてゆらゆらしたり車やベビーカーの振動を感じている時は
なきやんで大人しくなることもあるようです。
高齢の方からは「抱き癖を付けない様にすぐに抱かない」と言われることが
あるかもしれませんが、その時代ではそれが常識だったのです。
育児の仕方も時代時代で変化があり、新しい情報を受け入れる
柔軟な考えを持つ様にしてみましょう。
【Docter meより】