お手伝い習慣の育て方

子どもにお手伝いをさせるのはけっこう大変なことですよね。
できれば幼児期の早い時期からお手伝いを始めると習慣が身に付きやすいとのこと。
とはいえ、言葉や手元がおぼつかない幼児に一体何をさせればいいのでしょうか。

お母さんが子どもの成長度合いをよく観察しその子に合ったお手伝いは何か
ご家庭の我流で構わないので見つけていく事が大切なようです。
例えば、レタスをちぎる,瓶やタッパの蓋を開ける,テーブルに箸を並べる や
新聞をお父さんに渡す,お風呂のお掃除をさせる など
遊び半分から始めていければ十分のようです。

お手伝いさせるときの声掛けや誘い方にもコツがあるとのこと。
「〇〇しなさい!」と命令調ですと嫌がってしまいますが
「〇〇やってみる? 一緒にやる?」と言うと意欲を引き出すようです。
興味を示さない時は「〇〇して欲しいけどいつできる?」と質問調で
声掛けをするといいようです。

そして、お手伝いした時には必ず笑顔で「ありがとう!」といいましょう。
お母さんの笑顔を見る事で自己肯定感が高まって、
将来勉強のやる気や、社会で活躍したいという意欲に繋がっていくようです。

しかし、絶対やってはいけないのは やり方や結果を否定しない こと。
お手伝いでクチャグチャになってしまったり、お母さんがやったほうが楽や早い など
否定的な気持だと、お手伝いの習慣は身に付いていきません。
上手くできなくて当然!「ありがとう。もっと〇〇していい?」と言ってあげ
何度も繰り返すことで確実に上手になっていきます。

とっておきのワザとしてお手伝いの「見える化」してあげると
やる気を引き出しやすくなります。
お手伝いカードを作ってみたり、マグネットボードを使ったり、お手伝いノートにシールを貼ったり
していくと積極的にお手伝いしていくようになっていくようです。
【ハピママより】

otetudai