「弱視」の見逃しに気を付けて!

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子どもの「弱視」は3歳頃から始めれば小学校入学までには視力が改善してくれます。
しかし50人に1人の割合でみられる弱視は、親が見逃してしまい8歳以降での治療では
一生弱視になってしまうこともあるようです。
なぜ見逃してしまうのでしょうか。どうしたら早く発見できるのでしょうか。

弱視とは「メガネ等をしても視力が1.0に満たない状態」をいいます。
赤ッちゃん時の視力は、ピントの合った映像が脳に送られ刺激することで発達します。
3歳までに急速に発達し0.9程度に。5歳までには1.0以上に。8歳までには完成します。

乳幼児では0.2程度の視力があれば行動等に支障がないため家族は気付がない場合が多いとのこと。
さらに、親が「視覚発達にはリミットがある」ことを知らないため
子どもの様子が多少気になっていても緊急性を感じず放置してしまったり
特に子どもが活発で落ち着きがないような場合は後回しにしてしまうこともあるとのこと。
なかでも片目弱視の場合ではなんら不自由が感じられないためより気付きにくくなってしまいます。

また、3歳児健診で見逃してしまう場合としては
家庭での視力検査で正しく片目をふさいでいなかったり、「普段は症状が無いから大丈夫だろう」
と勝手な判断によりアンケートにマルを付けてしまうことも。
子どもも「ぼやけている」との意識がないため通常の生活を送ってしまいます。
さらに検診で「要精密検査」となっても、残念ながら眼科を受診しない家庭が35%前後もあり
放置してしまうこともあるようです。
弱視は、早期発見,早期治療が最も大切です。
8歳が過ぎてしまってた治療では回復しにくくなるようですが、回復はゼロではないとのこと。

気が付いたらすぐに眼科を受診するようにしましょう。
・テレビを見る時に異常に近くによったり目を細める
・片目をふさぐとひどく嫌がる(両方で確認要)
・写真などで「斜視」を確認
・目が揺れていたり、目つきがおかしい
・頭を傾けて見る
・黒目の中央が白く見える

3歳までには、片手間でなく真剣に視力について確認するようにしましょう。
【たまひよOnLineより】

yakushi