遊び食べ を止めさせるには

離乳食が始まると、お母さんがスプーンやフォークで食べさせていきますが
乳幼児ではお腹が空いたら自分から手づかみで食べる事もあります。
手掴み食べ(遊び食べ)から慣れていく順序としては
1:子どもは手掴み食べをして、親が隙を見て道具を使って食べさせる(道具に慣れる)
2:子どもに1口2口を道具を使って食べさせ、後は手掴みで食べてOKとする
3:食事の半分を道具を使って食べさせ、後は手掴み食べでOKとする
4:全部道具(スプーンやフォーク)を使って食べる

2歳を過ぎてもスプーンやフォークを使いこなしても
遊べ食べが直らない理由としては
 ・お腹が空いていないから食べたくない
 ・途中でお腹がいっぱいになってしまい、もう食べたくない
 ・食事の時間が長すぎる
 ・嫌いな食べ物で口に入れたくない 
 ・気が散る環境で食事に集中できない
が考えられその対処法としては
<お腹が空いていないから食べたくない>
空腹のタイミングが合わない場合に多く、お母さんがあまりにスケジュールに
固執して、空腹具合を無視してしまっている場合も。
寝る時間を遅くすることなく
・おやつの量を少なくする/・十分に運動させておく
・夕食時にお腹が空くようにおやつのタイミングを考える
お腹さえ空いていれば気持ちよく食べてくれることでしょう。
<途中でお腹がいっぱいになってしまい、もう食べたくない>
お腹がいっぱいになってしまうと遊び食べが始まってしまいます。
子どもの様子を見ながら『食べきれる量』を出してあげましょう。
<食事の時間が長すぎる>
食事時間はせいぜい30分程度。食事時間が長すぎると
食事に飽きてしまうので、時間を区切って食事を終了させてもいいようです。
<嫌いな食べ物で口に入れたくない>
嫌いなモノを食べたくないのは当然のこと。無理強いすることなく
少しでも食べてくれたらOKとして、少しの量にしておきましょう。
<気が散る環境で食事に集中できない>
テレビついていたりやおもちゃが近くにあると気が散ってしまいがちです。
食事時には子どもの視線から見えないように気を配ってあげましょう。

それでも遊び食べをしてしまうような場合には
食事前から「遊び食べをしたら、ごちそうさまだよ」と約束して
遊び始めたら食事を終了してしまいます。
その後でお腹が空いたと訴えても、食事を与えないようにしましょう。
可愛そうかもしれませんが、”約束を守る,行儀よく食事する”ということを
学ばせることも大切なことです。

しかし、遊び食べも時期は一時のことなので、イライラすることなく
温かい目で見守ってあげてはいかがでしょうか?
【ハピママより】

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