産後うつ?症状チェック。原因と対策

出産後、色々な世話に追われ疲労こんぱい。疲れだけでなく
気分が落ち込んだりイライラしたりといった症状がある場合には
「産後うつ」ということもあるかもしれません。

育児のプレッシャーや不安がストレスになって発症するうつ病の一種。
一人で育児の全てを抱え込んでしまうお母さん程発症しやすく
家事も育児も完璧にこなしたいという責任感が強い人ほど特に注意が必要とのこと。

産後、妊娠前の身体に戻ろうとするためホルモンバランスが変化し
心身共に不安定になり、育児疲れや孤独感,家事と子育てを両立できないことへの
罪悪感などから、産後うつを発症してしまうようです。
産後うつは、産後2~3週間頃からの発症が多く
3~4ヶ月たってから発症する人もいるようです。

主な症状は、精神的に不安定になる,自身が無くなる,判断力が衰える
感情現象が少ないなど、冷静に自分の行動を確認してみましょう。
1:イライラして落ち着かない 2:落ち込んで涙がでてくる
3:考えがまとまらず家事の段取りができない 4:自分の好きな事に興味がわかない
5:性欲や睡眠欲が無くなる 6:過食・虚飾気味になる
7:メイクをする気が起きない 8:洋服アクセサリーが欲しくない
9:子どもは可愛いが苦痛を感じる 10:何事も自分が悪いと考えてしまう
11:自分ばかり大変だとパートナーに怒りを感じる
12:先の事を考えると不安 13:他人との交流を面倒に感じる
14:頭痛や吐き気がある 15:下痢や便秘になる 16:頻繁に胃痛になる

精神科や心療内科できちんとしたカウンセリングや薬による治療が必要で
軽い症状であればカウンセリングで改善されてくるようです。

対策としては、イザという時助けてもらえる人間関係を築いておく事が大切ですが
それ以外では
1:完璧にやろうしない-責任感が強い頑張り屋さん程発症しやすいとのこと。
赤ちゃんが中心家事や他の事が後回しになるのは仕方のない事として
自分を追い込まず、完璧を求めず、気軽に考えることが重要のようです。
2:睡眠時間をしっかりと-睡眠不足では精神的に不安定になるので十分に確保すること。
授乳や夜泣きで睡眠時間が細切れにりやすいので日中も睡眠できるようにします。
3:育児本を参考にしすぎない-育児本はあくまで平均なので目安程度にとどめます。
成長過程はそれぞれなので不安を感じた時は、医師や地域の保健師に相談してみましょう。
経験豊富な専門家に相談することで気が楽になることも。

親としての責任感で育児に集中するのは大切ですが過度に思い詰めない様にして下さい。
おおらかな気持ちで子どもと向き合えるといいですね。
【こそだてハックより】

sangoutu