子どもの”咳止めシロップ”に副作用があるの?

熱が無く咳だけ出ている場合には、病院には行かず
市販の咳止めシロップを使うこともあるのではないでしょうか。
しかし、咳止めシロップに関して不安な話を聞くことも。
効果と副作用について紹介します。

咳は肺に繋がる”気道”に侵入したウィルスやほこりなどを排除する防御反応のひとつです。
水が飲める症状であれば、自然治癒力にまかせた方が良い事もあるとのこと。
しかし咳には病気が潜んでいる可能性もあるので長続きするようであれば
適切な診断と治療を受けることが大切となります。

咳が原因で眠れなかったり吐くなどして食事ができないような場合に
咳止めシロップを使うと症状が緩和されることもあります。
ただし「ゼーゼー ヒューヒュー」など苦しそうな咳をしている場合に咳を止めてしまうと
痰が出にくくなりと止まっていた痰が気管支の内側を狭くしてさらに呼吸がくるしくなってしまうことも。

市販の咳止めシロップには深刻な副作用があるのもはほとんど無いようです。
副作用としては便秘や眠気を引き起こすこともあるようですが、使用を中止するば解消されるとのこと。
赤ちゃんの場合には少ない量から試してみて慎重に飲ませてみましょう。
また咳止めシロップの管理には注意が必要で、子どもは甘さを気に入ってしまいお菓子と間違えて飲んでしまう
こともあるので手の届かない冷暗所で管理するようにしましょう。
咳止めシロップの副作用として中毒性があると聞き心配かも知れませんが、これは薬に含まれる
「コデイン」という成分が、依存性や錯乱を起こすことが知られているからのようですが、用法・用量に沿って
使用している分には問題ないようです。
しかし今後は、コデイン使用に制限を設けていくようになります。
 ・厚生労働省 コデイン医薬品の幼児に係わる用法・用量の取り扱いについて
 ・日本経済新聞 コデイン12歳未満への処方制限

咳止めを使用したくない場合には、部屋の湿度を保ったり、大根をスり下ろした汁を飲ませたり
1歳以降であれば、はちみつ入りの温かい飲み物を飲ませるなど食事で工夫する対処法もあります。
【こそだてハックより】

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