子どもの”口呼吸”ってよくないの

喉の奥には「アデノイド」と言われる咽頭扁桃があります。
2~6歳頃にもっとも大きくなると言われています。
アデノイドは生体防御機能があり
菌やウィルスの感染による中の白血球が防御反応をしている時や
アレルギー反応や刺激物によって肥大するようです。

口呼吸をするとアデノイドが菌やウィルスに接する機会が増えてしまい肥大に繋がります。
アデノイド肥大を起こすと鼻呼吸がしにくくなり、口呼吸中心となってしまい
結果としていつも口をぽかんと開けるようなってしまう事で口に負担がかかり
成長と共に唇や上あご,前歯などへの影響で顔つきが変わってしまう場合があるようです。
このことを”アデノイド顔貌(がんぼう)”といいます。

アデノイド肥大によるその他のリスクとして、慢性的な口呼吸やイビキ,それに伴う睡眠障害,
口の中の菌の増殖にる口臭や中耳炎,鼻声になってしまうようです。

子どもは無意識に口呼吸になっている場合もあり、意識して鼻呼吸を意識させてみたり
子どもが寝ている時に観察して、イビキや口臭が気になる場合には早めに受診するようにしましょう。
重症での場合では手術が必要な場合もあるようです。
【It Mamaより】

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